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橋梁塗装工 Bridge painting constructionreal estate


主な橋の種別

桁橋
 2つあるいは3つ以上の支点上に水平に桁を架け、その上あるいは内部を通行する橋。桁には曲げモーメントにより主桁内部の上側に圧縮応力が発生、下側に引張応力が発生する。材料には鋼、コンクリート、木材などが用いられ、I形、箱形、T形などの断面がある。一般に荷重を主として負担する主桁と通行路を造る床版は異なる部材だが、比較的小規模のコンクリート橋では床版が主桁としての役割も果たす床版橋(スラブ桁橋)もある。また、吊橋の桁は補剛桁と呼ばれる。
トラス橋
 棒状の部材を三角形に組み合わせ交点(格点と呼ぶ)をピンで結ぶトラス構造を用いた橋。トラス部材には軸力(圧 縮力または引張力)のみが作用する。ただし、実際にはピン結合ではなく剛結とすることが多く、この場合トラス部材には曲げモーメントも作用する。材料には 鋼や木がよく用いられる。トラス構造は、使用部材を減ずる目的で断面2次モーメントを極大化させるため、桁構造と比して鉛直方向に構造が大きくなる。特に 下路式の場合は、構造下面と路面や軌道面との間の高さを減ずることが可能であることから、桁下に余裕の無い箇所や取り付け部での縦断勾配の得づらい箇所で の採用例も多い。トラス部材の配置によって以下のような分類がある。平行弦ワーレントラス、曲弦ワーレントラス、垂直材付きワーレントラス、プラットトラ ス、ハウトラス、Kトラス。
アーチ橋
 上向きの弧(アーチ)を用いた橋で、アーチ(アーチリブ)には大きな圧縮力と比較的小さな曲げモーメントが作用する。コンクリートや鋼あるいは木のほかに、近代以前では石がよく用いられていた。
ラーメン橋
 橋脚と主桁が剛に結合された骨組(ラーメン)構造を用いた橋。ラーメンはドイツ語 Rahmen に由来する。部材には軸力、せん断力と曲げモーメントが作用し、材料としてはコンクリートあるいは鋼が用いられる。構造力学の観点からは、ラーメン構造は力のつりあい方程式の数より未知反力の数の方が多い不静定構造である。これにより過大な荷重によってある部材が大きく変形しても落橋は免れたり、橋脚上に支承がなく上部構造がずれ落ちたりすることがないため耐震性の高い構造と考えられている。

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橋梁の腐食の因子と要因

腐食因子 水、酸素
腐食促進因子 日照、気温、塩分
自動車の排気ガス、工場からの排出ガス、火山性ガス・・・局地的
酸性雨・・・近年影響が懸念 
地理的・地形的要因   塩  風向、風速、風道、遮蔽物、離岸距離
凍結防止剤の散布 
閉塞的な空間(都市部では建築物、山間田園部では
樹木等に囲まれ湿気が滞留)
その他(局地的な要因) 重交通路線
(建築物等に囲まれ腐食を促進する物質が滞留)
工業地帯
火山地帯
飛砂
構造的要因 降雨による洗浄作用
凍結防止剤散布路線の並列橋
凍結防止剤の漏水
(伸縮装置、排水装置、床版ひび割れ部等)
漏水(伸縮装置、排水装置、床版ひび割れ部等)
滞水(排水勾配、水抜き孔、スカラップ等)
桁端部等の閉塞部
塵埃(沓周り、トラスやアーチの格点部等)
桁下空間が少ない 

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代表的な銅道路橋の防食方法

防食法 塗装 耐候性鋼材 溶融亜鉛めっき 金属溶射
一般塗装 重防食塗装
腐食原理 塗膜による環境遮断 塗膜による環境遮断とジンクリッチペイントによる防食  ちみつな錆層による腐食速度の低下 亜鉛皮膜による環境遮断と亜鉛による防食  溶射皮膜による環境遮断と亜鉛による防食 
劣化因子  紫外線、塩分、水分(湿潤状態の継続) 紫外線、塩分、水分(湿潤状態の継続) 塩分、水分(湿潤状態の継続) 塩分、水分(湿潤状態の継続) 塩分、水分(湿潤状態の継続)
防食材料 塗料 塗料 腐食速度を低下する合金元素の添加 亜鉛 亜鉛、亜鉛・アルミニウム
施工方法 スプレーやはけ、ローラーによる塗布 スプレーやはけ、ローラーによる塗布 製鋼時に合金元素を添加 めっき処理槽への浸漬(めっき工場) 溶射ガンによる溶射
構造、施工上の制限・原則 温度、湿度等施工環境条件の制限 温度、湿度等施工環境条件の制限 滞水・湿気対策 めっき処理槽による寸法制限と熱ひずみ対策 溶射ガンの運行上の制限
外観・色彩 色彩は自由  色彩は自由 色彩は限定
(茶褐色)
色彩は限定
(灰白色)
色彩は限定(梨地状の銀白色)
維持管理 錆の発生や塗膜の消耗、変退色の調査。塗膜劣化が進行した場合は塗替え。 錆の発生や塗膜の消耗、変退色の調査。塗膜劣化が進行した場合は塗替え。 異常な錆が形成されていないことの確認。腐食が進行した場合は塗装による防食。 亜鉛層の追跡調査。亜鉛層の消耗後は塗装による防食。  亜鉛・アルミニウム層の追跡調査。溶射皮膜の消耗後は金属溶射もしくは塗装による防食。
複合防食  ー  ー 塗装との併用  塗装との併用

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塗装塗替え仕様

Rc−T塗装系(スプレー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 1種  4時間以内
下塗 有機ジンクリッチペイント 600
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  240
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  240 
1日〜10日
中塗  弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗  170 
1日〜10日
上塗 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 140

Rc−V塗装系(はけ、ローラー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 3種  4時間以内
下塗 弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗
(鋼板露出部のみ)
(200)
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  200
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  200 
1日〜10日
中塗  弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗  140 
1日〜10日
上塗 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 120

Rc−W塗装系(はけ、ローラー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 4種  4時間以内
下塗 弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  200 
1日〜10日
中塗  弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗  140 
1日〜10日
上塗 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 120

Ra−V塗装系(はけ、ローラー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 3種  4時間以内
下塗 鉛・クロムフリーさび止めペイント
(鋼板露出部のみ)
(140)
1日〜10日
下塗  鉛・クロムフリーさび止めペイント  140
1日〜10日
下塗  鉛・クロムフリーさび止めペイント 140 
1日〜10日
中塗  長油性フタル酸樹脂塗料中塗 120 
1日〜10日
上塗 長油性フタル酸樹脂塗料上塗 110

Ra−U塗装系(はけ、ローラー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 2種  4時間以内
下塗 有機ジンクリッチペイント (240)
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗  200
1日〜10日
下塗  弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗 200 
1日〜10日
中塗  弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗 140 
1日〜10日
上塗 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 120

Rd−V塗装系(はけ、ローラー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 3種  4時間以内
第1層 無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料 300
2日〜10日
第2層 無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料 300

Rzc−T塗装系(スプレー)
塗装工程 塗料名 使用量(g/u) 塗装間隔
素地調整 1種 4時間以内
下塗 亜鉛めっき用エポキシ樹脂塗料下塗 200
1日〜10日
中塗  弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗 170 
1日〜10日
上塗 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 140

旧塗膜と塗替え塗装系の組み合わせ   
塗替え塗装系 旧塗膜塗装系 素地調整 特 徴
Rc−T A,B
a,b,c 
1種 ブラスト工法により旧塗膜を除去し、エアレス塗装する。
Rc−V A,B,C
a,b,c
3種 工事上の制約によってブラストできない場合に適用する。
耐久性はRc−T塗装系に比べて著しく劣る。
Rc−W C
c
4種 旧塗膜に欠陥がなく、美観を改善するために行われる。
Ra−V A
a
3種 A塗装系に塗替えで十分な塗膜寿命を有していて、適切な維持管理体制がある場合や橋梁の残存寿命が20年程度の場合に適用する。
Rc−U B
b,c
2種 工事上の制約によってブラストできなく、かつ、B系、b系の旧塗膜に適用する。
Rd−V D
d
3種 暗く換気が十分に確保されにくい環境の内面塗装に適用する。

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新技術紹介

インバイロワン
環境対応・現場塗膜除去技術
インバイロワン工法の原理
 従来の塗膜除去工法には、ブラスト工法や、ディスクサンダーなどの電動工具を用いた処理工法がありますが、これらの工法では塗膜ダストが発生します。そのため飛散防止対策が不可欠です。
それに対して、インバイロワン工法は、一般塗装系塗膜に浸透して軟化させます。塗り重ねられた多層塗膜(最大500μm)も1度で除去でき、塗膜ダストを発生させないため、回収も確実・容易に行えます。(さびと黒皮は除去できません。)
 
 インバイロワン工法の特徴
各工法比較
 
各工法コスト試算例(一般的な鉄桁で試算)